Characteristics of clinical departments and our hospital

検査部

診療現場に迅速で正確な検査結果を

検査部には検体検査室と生理検査室があり、診療現場に迅速で正確な検査結果を提供できるよう日々努めております。

検体検査室

生化学、血算、凝固、尿一般、その他NTproBNP、D-ダイマーなどを院内にて測定しています。

生理検査室

超音波検査をはじめ、ABI、FMD、トレッドミル検査、脳波検査、SAS検査、ホルター心電図、神経伝導検査等幅広い検査を行っています。
特に、超音波検査は、超音波検査認定技師を中心に、心臓、腹部、頸動脈、四肢の動静脈、腎動脈、体表エコーなど幅広い領域を検査しています。
また、エコーガイド下カテーテル治療、エコーガイド下ドレナージなど治療の分野にも参加し、チーム医療にも貢献しています。

心電図検査

ベッドに横になり両手首、両足首と胸部に電極を付けて心臓の電気的活動を記録します。安静時の心臓の状態を調べます。

  • 不整脈の有無
  • 虚血の有無
  • 心肥大の有無 等
実績
令和4年度 7336

超音波検査

超音波認定技師を中心に検査を行っています。
循環器:1名  消化器:1名

【心エコー検査】

プローブと呼ばれる超音波発信器を胸部に当てて、リアルタイムで心臓の様子を観察します。無侵襲のため何度でも検査することができます。

  • 心臓の形や大きさ
  • 心筋梗塞を起こした範囲
  • 心臓の弁の状態(逆流や狭窄の有無)
  • 心のう液や胸水が溜まっていないか など

【血管エコー検査】

下肢や頸部の血管の様子を観察します。

  • 動脈硬化の程度
  • 血管が狭くなったり閉塞したりして下肢や頸部の血流が悪くなっていないか(脳梗塞やめまいの原因、歩行時の足の痛みの原因となります)
  • 血栓の有無(深部静脈に血栓ができて肺に詰まると、呼吸困難や突然死の原因となります) など

以下のエコーも行なっております。【腹部・甲状腺・運動器・腎動脈・その他】

令和4年度 実績
心エコー 3101
下肢血管 750
頸部 1702
腹部 1059
運動器・体表 226
腎動脈 15

運動負荷心電図検査(トレッドミル法)

ベルトコンベアのようなローラーの上を歩き、心臓に負担をかけて心電図をとる検査です。
運動をすると酸素の消費量が増加するため、冠動脈に十分な血流がない場合は心筋虚血になり、心電図が変化します。労作性狭心症の診断に有効です。また、運動時の不整脈を調べます。

実績
令和4年度 71

ABI検査

実績
令和4年度 1104

ホルター心電図検査

実績
令和4年度 597

神経伝導速度検査

微弱な電流を用いて、神経に異常が無いかを調べます。

  • 手足のしびれや力が入りにくいなどの原因
  • 糖尿病による神経障害合併症の有無 など
実績
令和4年度 85

その他、脳波検査、眼底カメラ、肺機能検査、ホルター血圧計、FMD(血管内皮機能検査)、睡眠時無呼吸検査などを行っています。