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糖尿病代謝・内分泌内科

  • 基本情報
  • 主な疾患と治療法
  • 医師紹介

糖尿病代謝・内分泌内科について

我が国の食生活や身体活動を取り巻く社会的な変化などにより、糖尿病や肥満などが急増しています。肥満を基盤とした高血圧、耐糖能障害、脂質代謝障害の重積はメタボリックシンドロームを形成し、動脈硬化による脳梗塞や心筋梗塞などの大血管障害を引き起こします。

当科では、糖尿病全般、内分泌疾患全般の診断、治療を行っております。糖尿病の診療方針としては、病型診断、糖尿病合併症状態を検査・診断し、単に血糖値を下げることのみを目的とせず、個々にあった治療法を提案し治療を行っております。血糖コントロール不良となった患者さまへの外来もしくは入院インスリン導入、糖尿病教育入院も行っております。また、当院の循環器科、脳神経内科とも密に連携を図り、糖尿病の治療だけでなく、糖尿病合併症の検査、治療にあたっています。

検査

  • 眼底検査(糖尿病網膜症)
  • 尿中アルブミン、腹部エコー(糖尿病性腎症)
  • 末梢神経伝導速度検査 (糖尿病神経障害)
  • 動脈硬化評価検査:血圧脈波検査(ABI/baPWV)、血管エコー、血管内皮機能検査(FMD)
  • 冠動脈評価:トレッドミル、冠動脈CTなど
  • 脳血管評価:脳MRI・MRA、脳血管造影検査など
  • 骨密度測定(DXA法)

担当医表

糖尿病代謝・
内分泌内科
午前 福本(熊本大学病院) 西田(熊本大学病院) 有馬(熊本大学病院) 宮川 本田(熊本大学病院) 担当医
(熊本大学病院)
午後 宮川 瀬戸口(熊本大学病院)
1)糖尿病

成人の約4~5人に1人は糖尿病もしくは予備群の可能性があるとされており、本邦の糖尿病患者数は増加傾向にあります。病型は1型糖尿病・2型糖尿病・その他の特定機序、疾患による糖尿病・妊娠糖尿病に分類されます。慢性的に高血糖状態が続くと、のどの渇き、多尿、体重減少、疲れやすい等の症状が出現し、さらに長期に及ぶと慢性合併症として末梢神経障害、視力障害、腎障害が起こります。自覚症状がほとんど無いため健康診断を毎年受診し、精密検査を指示されたら直ちに受診することが重要です。

リアルタイム血糖センサー付きポンプ療法(SAP)および持続血糖モニタリング(CGM)が行えます(施設基準取得)

インスリンポンプ療法(CSII)は、携帯型のインスリン注入ポンプを用いて、インスリンを皮下に持続的に注入する治療法です。従来のインスリン療法で血糖コントロールが困難、生活の自由度を高めたい場合などに有効です。センサー付きインスリンポンプ(SAP)療法の最大メリットは低血糖の生じる前にポンプが予想してインスリン注入を止め、重症低血糖を回避できることです。(遅くとも2時間後にはインスリン注入再開されます。)SAP療法の詳しい相談希望の方は、予約時または診察時にお伝えください。

持続血糖モニタリング(CGM)で血糖変動の「見える化」が行えます。食事・運動療法の効果確認や各個人の生活スタイルに寄り添った理想的な厳格かつ安全な糖尿病管理を患者さまと相談できます。

フラッシュグルコースモニタリングシステム「フリースタイル リブレ」導入しています

指先穿刺なしで簡単にグルコース値が測定可能で 2週間の連続測定可能。2型糖尿病の方であっても、インスリン療法を行っている方へも導入できます。

2)脂質異常症

血液検査で総コレステロール、中性脂肪や悪玉コレステロールが高い事で判明します。自覚症状はほとんどありませんが、高値状態が持続しますと血管が細く狭くなる動脈硬化が進行し、心筋梗塞、脳梗塞などが突然起こります。特に糖尿病や高血圧症を併せ持つ方は厳重な管理が必要です。健康診断で精密検査を指示されたら一度受診することが重要です。

3)甲状腺疾患(バセドウ病、橋本病、亜急性甲状腺炎)

甲状腺

バセドウ病は、甲状腺を刺激する物質が体内に出現し、甲状腺機能亢進状態となり動悸、脈が速くなる、汗をかきやすい、手が震える、体重減少などの自覚症状があります。
橋本病は、甲状腺が腫れる、無気力、寒がりになる、疲れやすい、うつ状態などの自覚症状があります。
亜急性甲状腺炎は前頚部(甲状腺)に強い痛みがあります。痛みが出現する1~2週間前に風邪症状を認めることが多く、甲状腺の腫れ、飲み込む時の痛み、発熱が出現します。引き続いて甲状腺機能亢進状態となります。
このような症状が出現した際には1度受診していただくことをお勧めします。

4)原発性アルドステロン症

右副腎腺腫

腎臓の上にある副腎から血圧を上昇させ、血清カリウムを低下させるアルドステロン(ホルモン)が過剰分泌される疾患。50歳以下、血清カリウムが低い、血圧の薬を飲んでも下がらない場合にはホルモン検査を受けられることをお勧めします。

5)クッシング症候群

副腎からコルチゾール(ホルモン)が過剰に分泌される疾患。体型変化としては手足が細く、おなかは太り、顔はむくんで赤ら顔になります。腹部、太ももに赤紫色の皮膚の亀裂が生じることがあり、あざが出来やすくなったり、ニキビが出来やすくなったりします。高血圧や糖尿病が発症・悪化したりします。このような症状がある場合にはホルモン検査を受けられることをお勧めします。

  • 名 前
    宮川 展和
  • 専門分野
    糖尿病代謝内分泌内科
  • 主に糖尿病、高血圧症、脂質異常症等に関して診療を行っております。
    これらの疾患はほとんど自覚症状がないまま進行し、最終的には様々な合併症を引き起こす原因となります。合併症のリスクを減らすためには早期から治療を開始することが重要です。どうぞお気軽にご相談ください。

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