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心臓血管治療部  【主な循環器科の病気】

高血圧症

高血圧症は、文字通り血圧が高い状態を意味しています。

高血圧は"サイレントキラー"と言われ、普段は症状がなく(沈黙していて)、脳卒中や心筋梗塞・心不全・腎不全など命に関わる心臓・腎臓・血管に障害が出て初めて症状が出ることが多いからです。

日本高血圧学会は、2009年に高血圧治療ガイドラインを改訂しました。

医療機関で測った血圧が 

   収縮期血圧(上の血圧) 140mmHg以上/拡張期血圧(下の血圧) 90mmHg以上

に当てはまるものを高血圧と定義しています。

狭心症

心臓の冠動脈の内側がコレステロールなどの沈着によって狭くなり(動脈硬化が進んで)、心臓の筋肉に十分な血液が供給されず、酸欠状態になり、胸痛の発作が起こる病気です。

症状は胸をしめつけられるような、押しつぶされるような、息が詰まるような、しびれるようななど、さまざまに表現されます。胸痛の持続時間は多くが2~3分。

「労作性狭心症」・・・急ぎ足や走る、坂道や階段を上るなどの運動や精神的活動が高まった時など心臓に負担がかかった時に胸に圧迫感などの症状を示すもの。
 

「安静狭心症」・・・はっきりした誘因がなく、睡眠中など特に何もしていない安静時に発作が起こるもの。冠動脈のけいれんによるものと言われています。

狭心症の診断には心電図が重要です。 特に発作中の心電図をとると異常がみられます。

心筋梗塞

一般に狭心症がさらに進み、狭くなった冠動脈にさらに血栓(血液のかたまり)が詰まり、内腔が完全にふさがって血流が途絶え、心筋の組織が壊れて死んでしまう病気です。

突然胸に激しい痛みに襲われます。胸の中央部が痛むことが多いですが、胸全体、みぞおちの部分、左肩や左腕、首や顎、右肩などに痛みがひびくことも多いようです。嘔吐や血圧の低下などもみられます。痛みの持続時間は数十分から数時間続きます。
 

突然死につながる恐れもあり、すぐに病院に。心電図や心臓超音波検査で診断がつきます。直ちに入院治療が必要です。

心臓弁膜症

心臓の弁が十分解放しなかったり、閉鎖が不十分のため血液が逆流したりする病気です。

心不全

心臓のポンプとしての働きが低下し、血液を十分に全身に送れないため、むくみや息切れ、体重増加などを起こす病気です。

不整脈

脈が1~2回抜ける期外収縮が最も多く、その他に脈がでたらめに打つ心房細動、脈が発作的に速くなる不整脈、 脈が非常に遅くなってくる不整脈などがあります。
心電図が重要で、24時間心電図も有用です。

大動脈瘤

主に動脈硬化により大動脈がふくらんでくる病気を大動脈瘤といいます。高血圧が大きく関係しており、 血圧を十分に下げる必要があります。

動脈硬化症

動脈硬化の促進因子としては、高血圧、糖尿病、高脂血症、喫煙、肥満、などがあります。
部位的には、脳動脈硬化、心臓の冠動脈硬化、腎動脈硬化、大動脈硬化、末梢動脈硬化に分けられます。

心筋症

原因不明の心筋そのものの病気です。肥大型心筋症や拡張型心筋症、その他があります。

肺血栓塞栓症

主に下肢の静脈炎または静脈瘤でできた血栓が肺動脈に詰まって肺塞栓をおこすものです。

脳卒中

脳出血、脳梗塞(脳血栓、脳塞栓)、くも膜下出血に分類されます。
脳神経マヒや意識障害をおこし、入院治療が必要です。