地域の皆さまに満足と安心のための医療をご提供します。

心臓血管治療部 【設備紹介】

128列マルチスライスCT

当院で導入いたしております最新鋭のマルチスライスCTは、ドイツ・シーメンス社の最新テクノロジーを搭載した世界最高クラスの128スライスです。
実質、約5秒という短時間ながら極めて正確な撮影が可能となり、更に撮影時間短縮に伴い、被曝量も従来に比べ大きく減少することや、ガントリ経口も78cmに広がり圧迫感が減少する等、患者様の心身にストレスの少ない検査を受けていただくことができます。
従来、冠動脈の狭窄を発見する為に必要であった、カテーテル検査も不要となり、 さらに1つの臓器を一度に多時相で撮影することが可能となるため、4次元データからの画像評価も可能です。
心臓検査はもちろん、全脳や肝臓全体の観察にも威力を発揮し、患者様の健康を守るためにお役に立てる事と確信しております。

全身用ASCTシステム 写真

装置の特徴

ポイント1世界初の128スライスCT

今回の64列×2重焦点CT装置では、X線管焦点を体軸方向(頭⇔足 方向)に交互に入れ替えることで、 最大128スライスの画像収集が可能となり、より短時間でより広範囲の撮影を行なう事ができます。

ポイント2短時間でのCT検査可能

1スキャンあたり128スライスの画像収集能力と最速O.3秒/回転の回転速度であるため、 高齢者や重症患者様でも短時問の息止めで撮影可能で、全身をわすか10秒で撮影できます。

CT検査イメージ画像
ポイント3被爆低減機構 「Adaptive Dose Shield」

SlEMENS社独自の被曝低減機能で、臨床上不要な線量を可動式シャッターにより遮断することで 過剰な放射線が照射される可能性を大幅に低減しています。
これにより従来のSlEMENS社CTと比較して、頭頚部血管撮影で約30%、胸腹部では15~20%、冠動脈CTでは最大50%、 内耳では最大70%の被曝低減効果を得る事かできます。

ポイント4新しい撮影技術を搭載 「Adaptive 4D Spiral」
臓器全体の4次兀画像 イメージ

臓器全体の4次兀(3次元+時問軸)画像の表示か可能となりました。
臓器全体、例えば脳全体の4Dデータを収集することにより、灌流画像や血管系の3D画像の描出、 動脈相と静脈相の評価が一度の撮影で行えます。
また、胸部全体の撮影も可能であり、より広い範囲での評価も可能となります。

臓器全体の4次兀画像 イメージ2
ポイント5超高速撮影による冠動脈CT
冠動脈CT イメージ画像

128スライスCTでは1回転0.3秒という高速回転とO.33mmの高空問分解能そして心拍制御式線量変調機構により、 より確実に心臓の動きを捉え、正確に冠動脈を描出します。
息止めが困難な症例、薬物でコントロールできない頻脈、上室性あるいは心室性期外収縮多発などの不整脈をもつ症例など、 検査に大きな影響を与える状態でなければ、心臓カテーテル検査に代わり、冠動脈の状態を高い精度で観察する事ができ、 患者様の負担軽減につながることが期待できます。

診療放射線技師が担当します

新しいマルチスライスCTの導入により、様々な病院の早期発見や治療方針の決定、治療効果の判定など、今まで以上に貢献できることと期待しております。
検査時間が短縮されることで、患者さまにはストレスなく検査を受けて頂けるように努めていきたいと考えております。
今後もより質の高い医療と地域医療の発展に貢献できるよう努力していきます。

心臓カテーテル室(アンギオグラフィシステム)

一刻も早い病変の確認と速やかで高度な専門的治療が求められるカテーテル室の現場。
そこでは、クリアな透視・撮影画像とともに、スムーズに検査・治療が進行するようなシステムの配置や高度な 安全対策を必要とします。
当院で導入いたしました最新型アンギオグラフィシステム(バイプレーン型血管造影装置)によるクリアな透視・ 撮影画像と高度な専門的技術により、心身への侵襲が少なくなり、患者様にとってより安全・安心なカテーテル検査・治療が可能となりました。

インテグレーション型 血管内エコー検査

VOLCANO社製
血管造影では確認することができない血管内プラークの情報。一般的に使われているグレースケールによるプラークの厚み、 構造情報だけでなく、プラーク組織性状を画像化したVH-IVUS、血流を視覚化したChromaFloという他社にはない アプリケーションソフトを活用して、血管内の細部にわたる診断情報を提供します。

下肢  下肢

画像をクリックすると、拡大画像が表示されます

生理検査室

生理検査とは、体の機能に関する様々な情報を調べる検査です。
当院で行っている生理検査は、心電図、負荷心電図(トレッドミル)、ホルター心電図、血圧脈波検査、超音波検査、肺機能検査、眼底検査 等です。

心電図検査

心電図ベッドに横になり両手首、両足首と胸部に電極を付けて心臓の電気的活動を記録します。 安静時の心臓の状態を調べます。
こんな事がわかります。

  • 不整脈の有無
  • 虚血の有無
  • 心肥大の有無 等

超音波検査

超音波検査プローブと呼ぱれる超音波発信器を胸部に当てて、リアルタイムで心臓の様子を観察することができます。無侵襲のため何度でも検査することができます。
こんな事がわかります。
・心エコー検査

  • 心臓の形や大きさ
  • 心筋梗塞を起こした範囲
  • 心臓の弁の状態(逆流や狭窄の有無)
  • 心のう液や胸水が溜まっていないか等

下肢や頸部の血管の様子を観察することができます。
こんな事がわかります

・血管エコー検査

  • 動脈硬化の程度
  • 血管が狭くなったり閉塞したりして下肢や頸部の血流が悪くなっていないか
  • 血栓の有無 等

運動負荷心電図検査(トレッドミル法)

運動負荷心電図検査(トレッドミル法)ベルトコンベアのようなローラーの上を歩き、心臓に負担をかけて心電図をとる検査です。
運動をすると酸素の消費量が増加するため、冠動脈に十分な血流がない場合は心筋虚血になり、心電図が変化します。
労作性狭心症の診断に有効です。

ABI検査(血圧脈波検査)

ABI検査(血圧脈波検査)ベッドに横になり両腕、両足首に血圧計を巻いて検査します。動脈硬化の程度がわかります。

ホルター心電図検査

ホルター心電図検査 携帯型の心電計を用いて心電図を24時間記録します。日常生活の中での胸痛や動悸の原因を調べることができます。心電計の取り外しのため翌日も来て頂く必要があります。

眼底カメラ検査

眼底カメラ検査眼底病変(糖尿病性網膜症、高血圧性網膜症、緑内症など)の有無や程度の判定ができます。

心臓リハビリ室

動脈硬化の危険因子の治療及びコントロールには、運動療法が非常に有効です。
医師、専任の理学療法士のメディカルチェックに基づいた計画・指導のもとに適切な運動、心臓リハビリを行います。

心臓リハビリ室 心臓リハビリテーションは、

  • 身体運動能カの向上と再発予防
  • より健康的な身体状態に近づけること
  • 運動に対する不安を軽減し、健康的で活動的な生活を送れるようになること
  • 心疾愚に伴う合併症を予防し、死亡率を低下させること
  • などを目的に実施していきます。

対象疾患は、

  • 心筋梗塞
  • 心不全
  • 末梢動脈閉塞性疾患
  • 狭心症発作その他急性発症した心大血管疾患又はその手術後の患者
  • 慢性の心大血管疾患により一定程度以上の呼吸循環機能の低下及ぴ、日常生活能カの低下を来している患者 etc..

 心臓病の原因ともなるメタボリックシンドロームを防ぐ為に定期的に健康教室を開催しております。
地域の方々を含め、多くの方に心臓リハビリテーションに興味を持って頂けると幸いです。
スタッフ一同お待ちしております。